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last update:09/03/12
第7回大強度陽子加速器における原子核素粒子共同利用実験審査委員会開催
3月6〜7日、KEKつくばキャンパスにおいて、第7回J-PARC実験課題審査委員会(PAC)が海外からの5名を含む15名の委員を迎え開催されました。
素粒子原子核研究所長の挨拶で始まったこの委員会では、永宮正治J-PARCセンター長によるJ-PARC全体の進捗状況報告に続いて、加速器やハドロン実験施設のビームライン状況報告、及びK1.8とK1.8BRでの実験計画の報告がされました。MR加速器からのハドロン実験施設への遅いビームの取り出しに向けての調整が開始され、最初の実験となるE15/E17グループからはK1.8BR二次ビームラインのビーム調整や測定器の準備の報告がされました。さらに、ニュートリノ実験施設で行なわれるT2K実験やその他の原子核素粒子実験から準備状況の報告がされました。これらの報告等に対し、委員会は意見や助言をまとめることになります。また今回は1件の、ベクトル中間子の核物質中での質量変化を新しい方法で調べようとする新規の実験提案が提出され、その審査が行われました。審査結果や各実験への助言等は、議事録としてまとめられ近いうちに公表されます。
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