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last update:09/02/04  
小林誠特別栄誉教授ノーベル物理学賞受賞記念講演会を開催
 
 
2月1日(日)、つくば国際会議場において、小林誠KEK特別栄誉教授ノーベル物理学賞受賞記念講演会「反物質はなぜ消えたのか」を開催しました。
 
小林特別栄誉教授は、「六元模型ができるまで」と題して、ノーベル賞の受賞理由となった6種類のクォークの存在を予言した理論について、その背景となった素粒子模型や物質と反物質の対称性の破れの発見などの説明を交えて講演しました。
 
また、KEKつくばキャンパスにあるBファクトリー加速器を使った素粒子実験:Belle実験共同代表の山内正則KEK素粒子原子核研究所教授が、小林・益川理論の正しさを実証したBelle実験の業績と、Bファクトリーを含めた素粒子実験が目指す素粒子物理学の将来展望について紹介しました。
 
講演会の後半では、小林特別栄誉教授が、崎崎史彦KEK理事(KEK素粒子原子核研究所長)、山内教授とともに、つくば市内の高校生や筑波大学などの大学生・大学院生からの質問に答え、研究への取り組みや学生時代の様子などを時折ユーモアを交えながら話しました。
 
12月10日のノーベル賞授賞式後、初めての一般向け講演会となった今回は、1000人を超える聴衆が来場し、熱心に耳を傾けていました。
 
また、講演会後に関係研究者などにより行われた祝賀会では、特別栄誉教授記が鈴木厚人KEK機構長より手渡されました。
 
 
  関連サイト: 小林誠特別栄誉教授ノーベル物理学賞受賞記念講演会
http://www.kek.jp/ja/event/nobelkouenkai/
特集:ノーベル賞
http://www.kek.jp/nobel/index.html
 
 
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講演する小林特別栄誉教授  
地元つくばの高校生、大学生、大学院生からの質問に答える小林特別栄誉教授
 
 
小林・益川両先生ノーベル物理学賞受賞記念シンポジウム
「小林・益川理論とその検証」

日比谷公会堂にて2月21日(土)に開催いたします。
詳しくはこちら
 
 

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