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last update:09/10/23  
第4回低電力高周波源に関する国際会議(LLRF09)を開催
 
 
第4回低電力高周波源に関する国際会議(LLRF09)が高エネルギー加速器研究機構つくばキャンパスにて2009年10月19日から22日に開催されました。ビーム加速に使われている高周波源の制御(低電力高周波源(LLRF))を中心とした国際会議で、隔年で開催されています。海外から90名、国内から30名が参加し、45件の口頭発表と33件のポスター発表が行われ、最終日にはJ-PARCへの見学ツアーを行いました。
 
携帯電話や映像処理分野で使用されている最先端のデジタル技術を応用して高安定度の高周波源を目指す研究が、近年は盛んとなってきています。前回のLLRF07と比較しても、市場でのデジタル系機器の高速化に呼応する形で高速化・高精度化が進んできていることが実感できました。会議では、ハードウエア、高周波モデル、ソフトウエアの3つの分野のワーキンググループを含めて、闊達な議論が展開されました。
 
次回は2011年にハンブルグ(ドイツ)で開催される予定です(LLRF11)。世界各地で計画されている加速器では、厳しいビーム安定度が要求され、それに伴い10年前の技術より2桁近く高い高周波源の安定度が求められています。その達成のために様々な努力が進められおり、2年後のLLRF11での議論が楽しみです。
 
 
関連サイト: LLRF09のWebページ(英語)
http://www-conf.kek.jp/llrf09/
 
 
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全体集合写真
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赤井和憲実行委員長あいさつ
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ポスター会場
 
 

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