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last update:09/04/02  
平成20年度ミュオン共同利用実験成果報告会を開催
 
 
KEKは3月24日(火)、平成20年度ミュオン共同利用実験成果報告会を開催しました。

KEKつくばキャンパスのミュオン科学研究施設(MSL)は25年あまりの活動を経てその役割を終え、平成17年度末に閉鎖されました。一方、その後継となるJ-PARC物質・生命科学研究施設のミュオン実験施設(MUSE)は、昨年9月にミュオンビームの発生に成功し、12月下旬より共用実験が開始されたばかりです。

そのため平成18年度においては、MUSEの共同利用開始までの経過措置として、海外機関で行うミュオン利用実験を本機構における共同利用実験と位置付け、その実施を支援することを目的としたミュオン共同利用実験(海外施設利用)課題の公募を行いました。本報告会では採択を受けた25件の研究課題のうち、21件の成果が口頭で報告されました。

会の終盤には、主催であるKEKミュオン科学研究施設から、現在も進行中のMUSE建設の現状と、利用に関する報告がなされました。MSLの後をついで国内唯一のミュオン実験施設となるMUSEに対するユーザーの期待を反映して、参加者からは課題公募への応募方法や利用に関する様々な質問が寄せられました。
 
 
  関連リンク: 平成20年度ミュオン共同利用実験成果報告会のwebページ
http://msl-www.kek.jp/kenkyukai/seikahoukokukai09.html
 
 
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