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last update:09/04/15
第26回PFシンポジウムを開催しました
3月24日(火)・25日(水)の2日間にわたり、PFシンポジウムを開催しました。
PFシンポジウムは、KEK物質構造科学研究所 放射光科学研究施設(フォトンファクトリー、PF)とPF懇談会の主催により年1回開催されるもので、26回目となる今回は、所外参加者の交通の便とシンポジウム活性化向上のため、KEKつくばキャンパスから、市の中心部にあるつくば国際会議場エポカルに場所を移して開催されました。例年のシンポジウムに比べてサイエンスの議論・討論に一層の重点が置かれ、従来より多い7件の招待講演では、放射光利用に関連した内容だけでなく、光源・加速器や、既に始まりつつあるJ-PARCでのミュオン科学研究分野に関する講演も行われました。また、ポスター発表については昨年に比べ2倍強に達する286件の発表があり、更に主催者側による施設報告に関しても、質疑・討論の時間を十分に確保することで議論の活性化が図られました。
シンポジウム初日には、PFとその科学研究を支える施設の施設長報告や、4月の設立に向け準備が進められていた構造物性研究センター構想、未来の光源加速器ERLの実現に向けて進められている技術開発研究の進捗状況などが報告されました。また、鈴木厚人機構長からはKEKロードマップにおける物質構造科学研究所およびPFの位置づけについてのお話があり、さらにご来賓の林孝浩・文部科学省量子放射線研究推進室長からご挨拶を頂きました。
シンポジウム2日目の午後には、ユーザーと施設の間のコミュニケーションをより緊密なものにするべく、PF運営とその将来計画についての意見交換の時間が作られました。2日間を通して308名の機構内外の研究者が参加し、活発な議論や情報交換を行いました。
関連リンク:
PFシンポジウムのwebページ
http://pfwww.kek.jp/pf-sympo/
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