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last update:09/11/13
「科学と音楽の響宴2009」が開催
11月8日、「科学と音楽の響宴2009」が東海村東海文化センターにて開催されました。
「科学と音楽の響宴」は、これまでにもKEKと他の機関との共催で行ってきたもので、科学に関する講演と演奏会の組み合わせというスタイルで行われます。今年は、大強度陽子加速器研究施設J-PARCの完成を記念して、東海村の方々に施設への理解を深めていただくとともに、科学への興味を持ってもらおうと、KEK・東海村・東海村教育委員会の共催により開催しました。
講演は、2008年ノーベル物理学賞を受賞したKEK特別栄誉教授の小林誠先生により行われました。「物理学に親しもう」と題し、私たちの身の回りのいろいろなところで使われ自然科学の基礎となっている物理学の成り立ちについて解説がありました。内容は量子力学や相対性理論など難しい話にも及びましたが、小林先生の真摯で誠実なお話に、聴衆からも「ノーベル賞を受賞した小林・益川理論とはどんな理論ですか」といった質問があるなど、みなさん熱心に耳を傾けていました。
演奏会では、テレビ出演などでも知られる古典四重奏団により「音楽の不思議、クァルテットの不思議」と題し弦楽四重奏が演奏されました。モーツァルト作曲「狩」の一部を実演しながら弦楽四重奏曲の構成について解説するなど、古典音楽になじみの少ない方にも親しみやすいコンサート形式でした。メインのシューベルト「死と乙女」には会場中が魅了された様子でした。
関連リンク:
科学と音楽の饗宴2009のwebページ
古典四重奏団のwebページ
KEKノーベル物理学賞のwebページ
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