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>ホーム>ニュー ス >トピックス > 「フレーバー崩壊による新物理のヒント」ワークショップ
last update:09/03/25  
「フレーバー崩壊による新物理のヒント」に関するワークショップ開催
 
 
「フレーバー崩壊による新物理のヒント」(Hints for new physics in flavor decays) に関するワークショップが3月20日と21日の両日に渡ってKEKで開催され、世界中から100人を越える参加者が集まりました。

ここでフレーバー(香り)とは、加速器で作り出される b クォーク、c クォーク、s クォークやタウレプトンなどの重い粒子を、日常の物質世界を構成している軽い u クォーク、d クォークや電子(一番軽いレプトン)と区別するために用いる言葉です。これらの重い粒子はすぐに軽い粒子に崩壊し、その崩壊過程はKEKのBelle実験を始めとするさまざまな実験で研究されてきました。また、これから始まるJ-PARCでの実験結果が期待されていますし、Belle実験の増強も検討されています。

このフレーバー崩壊過程を精密に調べることにより、小林益川理論を基盤とする素粒子の標準理論を越える物理学のヒントとなり得る実験データが見つかってきています。これらのデータをどう理解すればよいか、これからの実験計画をどう進めてゆくのがよいか、このワークショップで活発に議論されました。

  関連サイト: 「フレーバー崩壊による新物理のヒント」ワークショップのwebページ
http://belle.kek.jp/hints09/
 
 
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