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last update:10/01/05
B-Lab実習/サイエンスワークショップを開催
KEKでは高校・大学生などを対象に、素粒子物理の面白さを知ってもらうための様々な実習プログラムを実施しています。
B-Lab実習は、KEKのBファクトリー実験で収集した粒子と反粒子の衝突時のデータをの一部を使い、「新粒子探索」を実際に行ってみようというプログラムです。この実習による新粒子の発見はまだありませんが、専門家でも捉えることが難しい粒子を捉えた例が報告されています。今年も10月から11月にかけ、日本各地の高校や大学、KEKで実習授業を開催しました。
10月18日には静岡県立沼津東高校で、生徒4名が参加し、実習を行いました。10月28日にはスーパーサイエンススクールの佐賀県立致遠館高校で、9名の生徒がB-Labの講義を受けました。ここでは前もってB-Lab実習をマスターした物理の先生が、パソコンによる実習を授業の中で紹介しました。
11月8日、東京理科大学理工学部の大学生5名を対象にしたB-Lab実習をKEKで実施しました。大学生を対象にしたB-Lab実習は初めての試みです。11月21日には、KEKにおいてスーパーサイエンスハイスクール佐野日本大学高校の生徒16名を対象にしたB-Lab実習が行われました。同校の実習参加は今回で4回目です。
また、12月21日〜23日にかけて、高校生を対象としたサイエンスワークショップがつくばの研究機関にて開催されました。同ワークショップは、京都、滋賀の3つのスーパーサイエンスハイスクール(立命館守山高校、京都府立洛北高校、京都教育大学付属高校)の高校生が、つくばの研究機関で素粒子・遺伝子・金属などのテーマに別れて実習を行うプログラムで、今年で5回目となります。KEKでは素粒子をテーマにB-Lab実習を行い、5人の高校生が粒子の探索に取り組みました。最終日の23日には全てのグループがKEKに集まり、成果発表会の後、Bファクトリー実験施設を見学しました。
関連サイト:
B-Labのwebページ
http://belle.kek.jp/b-lab/
佐野日大高校生のB-Lab実習の様子
サイエンスワークショップの様子
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