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last update:10/01/20  
第9回大強度陽子加速器における原子核素粒子共同利用実験審査委員会を開催
 
 
1月15〜17日、KEKつくばキャンパスにおいて、第9回J-PARC実験課題審査委員会(PAC)が開催されました。今回は海外から8名を迎え、4月からの新委員を含む20名の新旧合同委員会としての開催です。委員長は、KEK素粒子原子核研究所の徳宿克夫教授が務めています。
 
西川公一郎素粒子原子核研究所長の挨拶で始まったこの委員会では、J-PARC加速器の最新状況、現在進められている二次ビームライン(T2K実験のためのニュートリノビームライン、ハドロンホールのK1.8BR、K1.8、KLビ−ムライン)でのコミッショニングの様子、準備中の実験のR&Dの現状、J-PARCの今後の展望などが報告されました。また、ミュオンや中性子を使った素粒子実験、ハドロンを使った原子核実験など、4件の新規提案と2件の再提案が提出されました。委員会はこれらの報告に対する助言と提案に対する審査を行います。その結果は議事録としてまとめられて近く公開されます。
 
 
関連サイト:  J-PARC
 
 
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