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last update:10/03/10  
MUSE建設グループが加速器奨励会特別賞を受賞
 
 
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パルスミュオン源MUSE建設グループ代表の
三宅康博教授
平成21年3月4日、都内にて加速器科学研究奨励会授賞式が行われ、「世界最高強度のパルスミュオン源「J-PARC MUSE」の建設」(代表:三宅康博 KEK物質構造科学研究所教授)が特別賞を受賞しました。
 
J-PARC物質生命科学研究施設(MLF)において、陽子ビームライン、ミュオン源、2次ビームラインから構成される施設(MUSE)の設計・製作・設置をしたことに対する受賞です。
 
陽電子ビームが照射されるビームラインでは大強度の放射線環境にさらされるため、全ての作業をリモートコントロールで行う必要があります。遠隔操作が可能な設計を行い、0.1mmの精度で製作設置したこと、更には世界最高強度のパルスミュオンの生成に成功したことが評価されたものです。平成21年1月には共同利用実験が開始され、このビームラインで得られた成果が、J-PARC最初の論文として発表されました。
 
今後、物質科学や生命科学の分野で世界をリードする最先端の研究成果の創出や材料開発などの展開が期待されます。
 
 
関連サイト:  (財)高エネルギー加速器科学研究奨励会のwebページ
ミュオン科学研究施設のwebページ
 
 

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