2010年10月28日
KEKが、学校では体験しがたい研究の現場を肌で感じとるとともに、ものつくりなどの体験から自然科学への興味をもつきっかけとなることを目的として実施している「高校生等実習受入事業」の一貫として、10月27日(水)大阪市立東高等学校の理数科第2学年の 12名が、KEKを訪れました。
高校生らは Belle測定器や加速器の展示施設をなど見学した後、肉眼で放射線を観察することができる装置「霧箱」の製作を行いました。参加した高校生は「普段聞き慣れない言葉がたくさんありましたが、施設もきれいで、解説もわかりやすくて楽しかった」「もっと深く研究内容を知ってみたいと思いました」などと感想を述べていました。
KEKでは、毎年実習を希望する中学校・高校を募集しており、今年度は12校がKEKを訪問します。なお、平成23年度の募集については1月からご案内を開始する予定です。