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飯島澄男氏によるカーボンナノチューブの講演

2010年4月26日

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飯島澄男氏

4月23日に小林ホールにて、飯島澄男氏(名城大学教授、産業技術総合研究所[AIST]ナノチューブ応用研究センター長、及びNEC特別主席研究員)による「カーボンナノチューブの科学と応用」と題した講演が行われました。

この講演はKEK素粒子原子核研究所が、素粒子原子核物理学に限定されない幅広い話題を提供し様々なことを形式張らずに自由に意見交換 ができる場を設けるために、研究所のコロキウムとして月1回のペースで開いている「金茶会」の第39回目として行われました。

飯島氏は、カーボンナノチューブ発見の背景にある、高分解能電子顕微鏡や超微粒子についてのご自身の研究について話された後、カーボンナノチューブの原子構造の評価や産業応用開発の現状などの最新の成果について話されました。講演の後は活発な質疑応答がありました。