KEKには、外国から多くの研究者が共同利用実験や調査・研究などにやってきます。
平成12年度では世界20数カ国から約860人もの人々がKEKに集まり、研究活動を行いました。
中には家族で日本にやってきて、数年間もKEKで行われている研究に参加する人も何人かいます。
こうした人々が、日常活動で少しでも不便を感じないようにKEK内では、レストランのメニューに写真を加えたり、構内の案内図に英語表記を加えたり、国際協力室が中心となって様々な相談に応じています。
このように海外からの研究者や技術者の人々が普段からKEKの中で多数活動しているとは言え、忙しい人々が多く、なかなか互いに集まる機会はありません。
こうした人々のために、共通の話題や悩みを話す場として一同に会する機会をKEKの国際協力室と国際交流課はこれまで5回設けてきました。これまでの例では、桜の花の満開の季節には、日本的な花見の会に集まり、花の下で日本茶を楽しんだりしてきました。
そんな国際パーティが2月1日(金曜日)の夕べ、KEK内で行われました。集まった人々は家族と共に参加した子供たちも入れると55人になりました。
国別に数えるとオーストラリアから1人、オーストリアから1人、バングラディシュから7人、カナダから1人、中国から6人、フランスから1人、ドイツから1人、インドから2人、イスラエルから1人、日本から20人、韓国から1人、ロシアから10人、スイスから1人、イギリスから1人、アメリカから1人と国際色豊かな集まりとなりました。
集まりに合わせて、参加者が持ち寄った出身国の料理も加わり集いは国際色ならぬ国際食でも盛り上がりました。