ZEUS実験の測定から
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2002年3〜4月
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「陽子の中でクォークがどれだけ見えるか、理論(量子色力学)と測定結果の比較
」
曲線とそれを挟む黄色部分は理論予測、青色の丸印や赤色の星印などは測定値。
エネルギーは下段から上段へと低くなり、解像度が下がっていく。それにつれ現状では数値シュミレーションを伴わない理論の計算結果が実験結果とあわなくなる様子が見てとれる。
「クォークの大きさと解像度」
縦軸の1を通る点線はクォークが無限に小さい点の場合、青い曲線はクォークが「7ミリの一億分の1のさらに一億分の1」の場合の理論予測、黒丸は測定値、大きなグラフは左上のグラフと同じもので、より高いエネルギーでの測定が含まれている。
エネルギーは右に行くほど高くなり解像度が上がる。もし、クォークに構造があるとすればクォークの大きさが見え始める。
proffice@kek.jp