サマーチャレンジ2017の報告書をKEK proceeding として登録・公開しました。
(KEK proceedings 2017-10 (ここをクリック))

サマーチャレンジとは・・・基礎科学を担う若手を育てることを目的に大学3年生と高専専攻科学生を主な対象として行われ、今年で11回目を迎えます。

素粒子・原子核コースと物質・生命コースの2つのコースがあり、研究最前線で活躍する研究者による講義や施設見学のほか、それぞれに豊富な実習プログラムが用意されています。

実習では、研究者から直接指導を受け「研究」の一連の流れを体験することができます。基礎科学の様々な研究や分野を身を持って知る機会となるだけでなく、科学を志す仲間との出会いや今後の進路を考えるきっかけとなる科学技術体験型スクールです。

今年は、2015年にノーベル物理学賞を受賞されました東京大学宇宙線研究所長・梶田隆章先生による特別講演も用意されています。

サマーチャレンジ 2017 開催概要

開催予定日

平成29年8月18日(金)- 26日(土)

コース

素粒子・原子核コース、物質・生命コースの2コース
(物質・生命コースでは、量子ビームを用いた演習プログラムを秋の週末に別途実施予定)
※下の【注意事項】を参照ください。

定員

素粒子・原子核コース45名程度、物質・生命コース30名程度、合わせて75名程度。
※参加申込に記入いただきました課題への回答をもとに選考を行います。

対象

主に大学3年生
※研究者になるか検討中の8/18時点で20歳以上の学部学生や高専専攻科学生

申込締切

5月22日(月)に申込を締切。
選考結果は、6月上旬に、登録メールアドレスに連絡させて頂きます。

開催場所

大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構(KEK)つくばキャンパス

KEKつくばキャンパスへのアクセスはこちら

構成

分野を概観する講義と、6人程度の小グループに分かれた演習

特徴

世界第一級の研究者による講演・講義/研究最前線で活躍する大学スタッフを中心に練り上げたスクール構成、最先端施設を用いた多彩な演習プログラム/若手ティーチングアシスタントによる綿密な指導

主催・共催

大学共同利用機関法人 高エネルギー加速器研究機構/高エネルギー物理学研究者会議/原子核談話会/PF-UA/日本中間子科学会

後援

日本物理学会/日本加速器学会/日本放射光学会/日本中性子科学会/原子衝突学会

演習参加大学

東北大学/筑波大学/千葉大学/東京工業大学/慶應義塾大学/首都大学東京/名古屋大学/大阪大学/九州大学など

問い合わせ先

高エネルギー加速器研究機構 サマーチャレンジ事務局ksc17[at]ml.post.kek.jp([at]を@に変えてください)
※【注意事項】
物質・生命コースは11月下旬開催予定の秋の演習の時に、放射線業務従事登録を必要とします。申し込み前に所属元へ手続き方法の確認をして頂きますようお願い致します。
[放射線従事登録に関してのお問い合わせ先]  高エネルギー加速器研究機構・研究協力課  kenkyo1[at]mail.kek.jp ([at]を@に変えてください。)

サマーチャレンジ 2017 全体スケジュール

全体のスケジュールは下記の予定です。

※8/17夕方より受付を開始し、その晩からKEKドミトリーに宿泊。翌8/18からプログラム開始となります)

校長・副校長からのメッセージ

英語がうまくなるには、英語をしゃべっている人たちに囲まれて生活するのが一番なように、科学研究の面白さを理解するには、やはり実際に研究を行っている人に囲まれて生活するのが一番です。

サマーチャレンジはまさにそのような機会を研究室に行く前に与えてくれる非常に貴重な催しです。今年で11回になるサマーチャレンジ、研究者になろうかどうか考えているあなたも、その虜になること請け合いです。

そのような熱い機会をいっしょに過ごせることを本当に楽しみにしています。

是非、この夏熱い挑戦を。

サマーチャレンジの醍醐味の1つは、全国から集まる同じ志を持った仲間と演習課題に取り組むことで、共に考え、物事の真理を追究していくという、研究者の心躍る日常が実体験できる点です。
志ある皆さんのご参加を心からお待ちしております。

高エネルギー加速器研究機構(KEK)は、加速器と呼ばれる装置を使って基礎科学を推進する研究所です。

高エネルギー加速器は、電子や陽子などの粒子を光の速度近くまで加速して高いエネルギーの状態を作り出す装置です。この世界にある物質は、分子や原子の組み合わせからできています。その原子は原子核と電子から、原子核は陽子と中性子から構成されています。さらに陽子と中性子の中を探ると、最も小さな構成要素--素粒子--である「クォーク」にたどり着きます。一方、分子や原子の無数の集まりは私達の周りの様々な物質を構成し、その最も進んだ一形態としての生命体にまで行き着きます。

KEKは、加速器を用いて、素粒子や原子核の研究から原子や分子レベルでの物質の構造や機能の研究、生命体の生命活動の研究まで、幅広い基礎科学の研究を行っています。高エネルギー加速器とは、電子や陽子などの粒子を、ほぼ光の速さまで加速して、高エネルギーの状態を作り出す装置です。この高エネルギー状態から作られる素粒子の世界を研究すると、誕生直後の宇宙の様子を探ることができます。また、加速器が作る光や中性子、ミュオンなどの量子ビームは、倍率の高い顕微鏡として、これまでに見ることができなかった物質の構造や、生命活動の研究を行うことができます。

(KEK公式ホームページから抜粋)
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