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プログラム[PDF] |
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◆ 出演者紹介 ◆
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ズザナ・ビシュチャコヴァー(ピアノ) 中部スロヴァキアのトレンチャンスケー温泉出身。ジリナ・コンセルヴァトワールのピアノ科を卒業、ブラチスラヴァ芸術大学のD.バリンスカー女史門下にてピアノ科を首席で卒業し、同大学院を修了。その後パリのスコーラ・カントルムのE.インドジフ門下にてピアノ演奏技術を磨き、最上証書Diploma Superieur de Pianoを獲得した。多くのマスターコースにも参加し、E.インドジフ、M.ビルソン、S.ペルカロッリ、P.トペルツエル、M.ラプシャンスキーをはじめとするマエストロ・ヴィルトォーゾの講習を直接受けた。大学在学時代からすでに多くのコンクール、特にチェコ国内で多くの賞を受けた。たとえば1996年、全スロヴァキア・コンセルヴァトワール・ピアノコンクールにて一位獲得、1997年ロンドン現代音楽祭にて第二位(第一位相当者なし)、2002年、同音楽祭にてスロヴァキア作品最優秀演奏者賞を受賞。ブルノでのブラス・コンクールや、カルロビ・バリでのドヴォジャーク声楽コンクールにて最優秀ピアノ伴奏者賞を受賞した。ソリストとしては国立コシツェ交響楽団(G.ガーシュウィン作曲:ピアノ協奏曲ヘ長調)、スロヴァキア放送交響楽団(L.グロンドハル作曲:トロンボーンとピアノ協奏曲、S.ライヒ作曲:オーケストラと2台ピアノのための「八線」)などと共演した。特にスロヴァキア放送交響楽団とは定期的に共演、録音を行っている。室内楽の分野では、たとえばG.クルターグ作曲:The Play、O.メシアン作曲:2台ピアノのためのヴィジョン・ド・ラ・アーメン、また同作曲家による、世の終わりのための四重奏曲などの難曲をスロヴァキア初演した。 2005年からソプラノ歌手・日向野菜生と定期的に共演。デュオとして多くの現代声楽音楽作品(シェーンベルク、メシアン、バーンシュタインの歌曲など)の演奏、録音を行った。ブラチスラヴァ芸術大学講師を経て、現在コンセルヴァトワール・ブラチスラヴァ管楽科専属ピアニストを務める。今回は初めての来日となる。 |
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