第42回 KEKコンサート

山岸ルツ子ピアノリサイタル

2012年7月11日(水)18時

高エネルギー加速器研究機構 研究本館 小林ホール 入場無料

(座席には限りがありますので、入場者多数の際の座席確保は先着順となります




♪  演奏曲目 ♪


J.S.バッハ: パルティータ第2番 BWV826 ハ短調

F.リスト: ダンテを読んで ソナタ風幻想曲
       (巡礼の年 第2年)


C.ドビュッシー : ベルガマスク組曲 「前奏曲」、
            「メヌエット」、「月の光」、
            「パスピエ」

C.ドビュッシー: 喜びの島

ほか




◆ 出演者紹介 ◆

山岸ルツ子、ピアニスト。

カナダ、バンクーバー生まれ。3歳よりピアノを始める。日本に帰国後、6歳より父の赴任先マニラ市に転居、元スペイン総督の長女でピアニストの Stella Goldenberg Brimo に師事。9歳の時にマニラ市パコパークにおいてリサイタルを行い現地の教育テレビにて全国放映される。帰国後、 桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学音楽学部演奏学科ピアノ科で学び、19歳よりバンクーバーに留学、ユージン・スコボロドゥニコフに師事。ロシア・レニングラード派の基礎を学ぶ。96年巨匠ラザール・ベルマンと出会い、翌97年に弟子入り。8年間に亘り、最後の弟子としてイタリア・フィレンツェにて研鑽を重ねる。95年ローマ国際コンクール第3位受賞。97年カナダ、キワニスコンクール、コンチェルト・ソロ両部門 において総合第1位受賞。同年カナダ、ブリティッシュコロンビア・アソシエーション・パフォーミング・アーツ・コンクールにて審査員全員一致の第1位受賞。以後独自の演奏観からコンクールへの参加は行っていない。96年〜98年ホーランドミュージックセッション(オランダ)、シュレスビッヒ(ドイツ)音楽祭に参加、コンサートに出演。98年ドイツのシュレスビッヒ音楽祭のコンサートではフレンズブルグ新聞をはじめドイツの新聞各紙上で絶賛された。99年東京カザルスホールでのデビューリサイタル以後、NHK-FMFMリサイタル」「名曲リサイタル」、石井竜也クラシカルコンサートツアー、古澤巌ヴァイオリンリサイタル、全国各地でのカワイ・コンサートをはじめ、数多くのコンサートに出演。2011年にはカワイ・東日本大震災復興支援チャリティーコンサートに出演、また11月東京・浜離宮朝日ホールにてフランツ・リスト生誕200年を記念してオール・リスト・プログラム・リサイタルを開催するなど、精力的に活動を展開。2012年全国にて展開されている「住友生命チャリティーコンサート」の登録アーティストに参加。海外では、フィレンツェ・ガッターイ宮殿でのリサイタル、アレッツォ「美術館の夜」コンサートシリーズへの出演などイタリア各地での公演をはじめ、リトアニア・カウナス管弦楽団との共演、エストニア・D.オイストラフ・フェスティバルにソリストとして招かれるなど、イタリア、ドイツ、イギリス、オランダ、リトアニア、エストニアなどヨーロッパを中心に活躍。2010年にはチリ・サンティアゴ市にてソロ・リサイタルを行い、20ヶ国の大使をはじめ満場の聴衆のスタンディングオベーションを受け南米初公演を大成功裡に収めたことから、20113月に再び招聘を受け、2夜にわたりソロリサイタルとアンドレス・ベジョ管弦楽団との共演を果たし聴衆の熱狂的な支持を得た。近年は、国内外での演奏活動の傍ら、公開レッスン、公開講座、コンクール審査員を務めるなど、後進の指導にも積極的に携わっている。これまでに7枚のCD1枚のDVD(いずれもライブ収録・会場限定盤)が発売されている。これまでに、ステラ・G・ブリモ、濱口ゆり、松岡貞子、ユージン・スコボロドゥニコフ、ヴァレンティナ・ベルマン、ラザール・ベルマンの各氏に師事。





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