第45回 KEKコンサート

ピアノの歴史と調律の魔法

お話:戸塚亮一、加藤正人     ピアノ:末永匡

2013年5月10日(金) 18:00 開演  (17:30 開場)

高エネルギー加速器研究機構 研究本館 小林ホール 
入場無料(予約不要)

(入場者多数の際は先着順となります




   
   演奏曲目 ♪

      
 D. スカルラッティ    ソナタより
 L. v. ベートーヴェン    ピアノソナタ第8番作品13『悲愴』より
 C. ドビュッシー    喜びの島
ほか
2台のピアノを用いて、平均律調律と古典調律の違いや、調律の技術や歴史などについて、実演を交えながら楽しいお話をしていただきます。




◆ 講師紹介 ◆


戸塚 亮一 Ryoichi TOTSUKA
 お話

東京生まれ。ドイツに35年以上在住し、楽器に関わる仕事に携わる。ピアノに関するエッセイや論文は多く、「トツカピアノメソッド」「誰でもすぐ弾けるピアノ」などの独創的な著作が広く知られている。大学等で比較文化論、社会学などの講師を務める一方、各地において多数の講演を行う。 ピアノのみならず音楽教育やドイツの経済文化に関して、既成概念にとらわれない本質にせまる話を幅広い層に楽しく伝えることに定評がある。




加藤 正人 Masato KATO
 お話

国立音楽大学別科調律専修修了後、現サンミューズ入社。ピアノ技術社員として、TBS・フジテレビ・テレビ朝日等民放各テレビ局のピアノ保守管理・調律業務に携わる。1989年に渡独、ヒルデン市タイヨー・ムジークインストゥルメンテGmbHに入社。 1992年、ベヒシュタイン本社にてマイスター試験準備を始める。ピアノ製造マイスター学校に入学。 1993年にマイスター試験に合格し、同年帰国。タイヨー・ムジーク・ジャパン(現ユーロピアノ)入社。 現在、同社副社長/技術部長。ほかに日本ピアノ調律師協会国際局参与を務める。 主なコンサート調律に、村松健、R. マイスター、M. フックス、藤田明・節子、岡野寿子、住友郁治、小原孝、舘野泉、佐藤允彦、イブ・アンリ、エル・バシャ、コンスタンチン・リフシッツ、有森博の各氏等コンサート。フォルテピアノ調律として、有田千代子、渡邊順生、仲道郁代の各氏等の調律を行う。


末永 匡 Tadashi SUENAGA
 ピアノ

日本、ドイツ、オーストリアで研鑽を積む。ドイツ演奏家国家資格取得。Tokyo Performing Arts Festivalなどをはじめ様々なフェスティバルやコンサートに招待される。ヨーロッパ、アジア、中東で演奏活動のほか、国際交流基金助成による「音楽の国際社会貢献、文化交流」などでも積極的に活動している。他芸術分野とのコラボレーションや、自主企画「生きた音楽を伝える」コンサートプロデュース、即興等コンテンポラリーに進んでチャレンジし、自己の可能性を追い求め続けている。昭和音楽大学非常勤講師、日本演奏連盟会員、日本ピアノ指導者協会正会員、ミリオンコンサート協会所属アーティスト。






KEK Concertは、機構外の一般の方々にも楽しんでいただけるよう、入場無料で公開しています。ご来場の際のご予約の必要はありません。
機構外からご参加の方は、必ず正門入口左のインフォメーションセンターにて外来者受付の上、コンサート会場までお出でください。

問合せ先:総務課総務係 tel. 029-864-5114 fax. 029-864-5560