第53回　ＫＥＫコンサート

横笛　―二千年の歴史―

横笛：デーヴィド・ローブ

2015年7月17日（金）　18:00 開演（17:30 開場）

高エネルギー加速器研究機構　研究本館　小林ホール
入場無料（予約不要）
（入場者多数の際は先着順となります）

デーヴィド　ローブ　David Loeb
 横笛

　１９５９～６２年、ニューヨークのマネス音楽大学にて作曲をPeter Pindar Stearns氏に師事。コロンビア大学にて唯是震一氏から邦楽と作曲を学ぶ。フィラデルフィアのカーティス音楽学院で１９７３～２０００年に指導にあたったほか、マネス音楽大学では１９６４年から教鞭をとっている。１９６０年代より西洋古典楽器や和楽器のための曲の創作を始め、中国など東洋の古典楽器のための曲も手がける。１９７０年代からは西洋古典楽器と和楽器を融合させた曲を作曲するなど、現在もなお精力的に創作活動を行っている。小学生の時にフルートを始め、邦楽に携わるようになってからは日本の横笛の演奏にシフトした。横笛・フルート奏者の西川浩平氏とは４０年にわたりコラボレーション活動を行っている。古典における篠笛の独奏曲は非常に少ないため、ソロ活動の傍ら自ら積極的に作曲も行っている。古来より日本では様々な分野で横笛が用いられており、これら民謡風、自然の印象、芸術の印象、仏教的、伝説の物語、そして他の東洋の国の歌などの様々な分野に合わせた作曲を手がけている。これまでに１３０曲あまりをリリース。