第55回 KEKコンサート

原麻里亜ヴァイオリンコンサート

ヴァイオリン:原麻里亜
ピアノ:原佳大

2016年2月26日(金) 18:00 開演(17:30 開場)

高エネルギー加速器研究機構 研究本館 小林ホール
入場無料(予約不要)
(入場者多数の際は先着順となります)




♪ 演奏曲目 ♪

ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第8番より
ラヴェル:ヴァイオリンソナタより
エネスク:幼少時代の印象より
     即興協奏曲
サラサーテ:モーツァルトの「魔笛」による演奏会用幻想曲

 



◆ 出演者紹介 


原麻里亜(はら まりあ)
 ヴァイオリン

1990年、東京生まれ。8才よりヴァイオリンを始め、ジェラール・プーレ、オレグ・クリサ、グレゴリー・フェイギン、澤和樹、山崎貴子、中山さとみ、若林暢の各氏の教えを受ける。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、東京藝術大学音楽学部を経て、パリ国立高等音楽院大学院修士課程修了。修士論文「ジョルジュ・エネスクの作品におけるフランスの作曲家たちの影響」で修士号を取得。現在、パリ国立高等音楽院第三課程(大学院後期課程)、演奏芸術家・ディプロマコース2年在学中。ロラン・ドガレイユ、アレクシス・ガルペリンの各氏に師事。
2007年ディヒラーコンクール第1位、2009年ルーマニア国際音楽コンクールグランプリ、2015年ラヴェルコンクール第1位等、受賞多数。2014、2015年度ローム・ミュージック・ファンデーション奨学生。パリ、ウィーン、ブカレスト等で、リサイタルの開催や室内楽の共演、協奏曲の出演等、ヨーロッパを拠点に精力的に活動を行っている。
2016年には、パリ国立高等音楽院オーケストラL'OLCとエネスクのCaprice roumainを共演、録音予定。また、エネスクのヴァイオリンソナタ他を録音予定である。

 

原佳大 (はら よしゆき)
 ピアノ

東京藝術大学附属音楽高校、東京藝術大学ピアノ科卒業。オーストリア・ウィーン国立音楽大学大学院演奏学科ピアノ専攻を、全教授一致の最優秀首席で修了、オーストリア演奏家国家試験に合格。ヨーロッパ各地と東京を中心に、リサイタル、ピアノ協奏曲の協演等、演奏会は250回をこえる。
ウィーンの音楽的風土にはぐくまれた、すこぶるウィーン的といえる個性を持ち味とした日本を代表するピアニストの一人であり、柔らかく美しい音色で奏でられる彼の典雅で情緒豊かな演奏には定評がある。また、日本人で初めてモーツァルトの全ピアノ・ソロ作品を演奏したピアニストとしても知られる。
現在 聖徳大学大学院音楽文化研究科博士課程、音楽学部ピアノ主任教授。2005年~2008年オーストリア/ウィーン国立音楽大学夏期マスタークラス客員教授。全日本ピアノ指導者協会PTNA松戸アントレッタステーション代表、音楽大学代表委員。コンクール審査、ピアノ指導法講座、論文執筆、学会発表、音楽雑誌の執筆等、精力的に活躍中。これまでに、シューベルト:ピアノソナタ第21番ほか、ベートーヴェン:ピアノ協奏曲「皇帝」、モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番(タバコフ指揮/ソフィアフィルハーモニー交響楽団)、モーツァルト:3つのソナタ、きらきら星変奏曲等のCDをリリース。

 

   





KEK Concertは、機構外の一般の方々にも楽しんでいただけるよう、入場無料で公開しています。ご来場の際のご予約の必要はありません。
機構外からご参加の方は、必ず正門入口左のインフォメーションセンターにて外来者受付の上、コンサート会場までお越しください。

問合せ先:総務課総務係 tel. 029-864-5114 fax. 029-864-5560