第56回 KEKコンサート

声楽アンサンブルコンサート
~日本の名曲からオペラまで~

上野ムジークゾリステン
ソプラノ:中山美紀
メゾソプラノ:松浦恵
テノール:宮下大器
バリトン:青木海斗
ピアノ:谷本喜基

2016年7月25日(月) 18:00 開演(17:30 開場)

高エネルギー加速器研究機構 研究本館 小林ホール
入場無料(予約不要)
(入場者多数の際は先着順となります)




♪ 演奏曲目 ♪

【日本の名曲】
成田為三:浜辺の歌
武満徹:小さな空
見岳章:川の流れのように
ほか

【外国歌曲】
R.シューマン:献呈
J.トゥリーナ:《歌のかたちの詩》より「歌」
ほか

【オペラ】
W.A.モーツァルト:《フィガロの結婚》より「訴訟に勝っただと!」
G.ヴェルディ:《リゴレット》より「女心の歌」、「美しい恋の乙女よ」
ほか

 



◆ 出演者紹介 


中山美紀(なかやま みき)
 ソプラノ

神奈川県出身。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。卒業時にアカンサス音楽賞及び同声会賞を受賞。
第66回全日本学生音楽コンクール東京大会声楽部門大学の部第1位、同全国大会第3位。第4回緑区新人演奏会声楽部門最優秀賞受賞。市川市文化振興財団第26回新人演奏家コンクール声楽部門優秀賞受賞。第25回奏楽堂日本歌曲コンクール歌唱部門にて最年少で入選、畑中良輔賞受賞。第24回ABC新人コンサート音楽賞受賞。
ソリストとして、これまでにヘンデル《メサイア》、J. S.バッハの教会カンタータ、《クリスマス・オラトリオ》《マニフィカート》《ロ短調ミサ曲》《マタイ受難曲》、モーツァルト《レクイエム》《雀ミサ曲》、ベートーヴェン《第九》、シューベルト《ト長調ミサ曲》、オルフ《カルミナ・ブラーナ》、ラター《グローリア》等のソプラノソロを務める。
2015年にはイデアミュージックアカデミーの主催により、初のソロリサイタルを開催。
声楽を今関智子、大島洋子の各氏に師事。
現在、同大学大学院音楽研究科修士課程声楽(独唱)専攻三年次在籍。藝大バッハカンタータクラブ、HFJキャノンズ・コンサート室内合唱団所属。横浜市民広間演奏会会員。

松浦恵(まつうら めぐみ)
 メゾソプラノ

山形県出身。山形県立山形北高等学校音楽科フルート専攻、山形大学地域教育文化学部文化創造学科音楽芸術コース声楽専攻卒業。
第4回東京国際声楽コンクール大学生部門第一位、東京新聞賞受賞。これまでベートーヴェン≪第九交響曲≫、バッハ≪マニフィカート≫、モーツァルト≪雀ミサ≫などのアルトソリストとして出演。YCMオペラでは≪コジ・ファン・トゥッテ≫ドラベッラ役、≪オルフェオとエウリディーチェ≫オルフェオ役として出演。オーディションに合格し、マリエッラ・デヴィーアのマスタークラスを受講。
これまでに声楽を藤野恵美子、藤野祐一、寺谷千枝子、永井和子各氏に師事。現在東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程声楽専攻(独唱)三年次在学中。

宮下大器(みやした たいき)
 テノール

神奈川県出身。東京藝術大学声楽科及び同大学院卒業。 学部卒業時に同声会賞受賞。
第26回友愛ドイツリートコンクールで第1位となり文部科学大臣賞並びに、シューベルト賞を受賞。副賞としてウィーンに短期留学。
2013年の「藝大メサイア」、2014年の芸大合唱定期演奏会でバッハ《クリスマス・オラトリオ》、2015年同演奏会にてモーツァルト《レクイエム》のソリストを務める。その他にもベートーヴェン《第九》、ヴェルディ《レクイエム》などのソリストを務める。
これまでに河野克典に師事。


青木海斗(あおき かいと)

 バリトン

東京都出身。高校2年次より声楽を始める。
杉並学院高校を経て、東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。卒業時に同声会賞受賞。現在、同大学大学院修士課程音楽研究科声楽(オペラ)専攻3年次在籍。
2012年第22回日本クラシック音楽コンクール声楽部門4位、第68回全日本学生音楽コンクール声楽部門大学の部東京大会2位、全国大会入選。
2015年モーツァルト《フィガロの結婚》アルマヴィーヴァ伯爵役でオペラデビュー。
宗教曲では、藝大合唱定期演奏会にてバスソリストを務めるほか、バッハ《マタイ受難曲》《ヨハネ受難曲》《ロ短調ミサ曲》をはじめ多くの作品でバスソリストを務める。
オペラ、宗教曲、古楽、などジャンルを問わず意欲的に取り組み、深く研究を重ねている。
これまで声楽を玉木豊、井上雅人、R.ハニーサッカー、伊原直子、勝部太、野々下由香里の各氏に師事。
藝大バッハカンタータクラブ、古楽アンサンブル「Salicus」に所属。


谷本喜基 (たにもと よしき)

 ピアノ

和歌山県出身。幼少の頃よりピアノを嗜み、東京藝術大学音楽学部声楽科に進学。同大学在籍中より指揮者、伴奏ピアニストとしての活動を始め、各地の劇場において著名指揮者のもとでオペラ指揮を学ぶ。現在は歌を音楽の基本と考え、ピアニスト、指揮者、アンサンブル歌手として幅広く活動している。
コンクールやリサイタルにおいて、これまで数多くの歌手、器楽奏者とピアノで共演。指揮者としては都内各地のオペラや合唱団を指揮、歌手としてはアンサンブル分野において活動を続け、いずれも好評を博す。
これまで声楽を鎌田直純、片桐直樹、吉田浩之、バロック歌唱・演奏法を大塚直哉、野々下由香里、ピアノを原田泉、笠松淑美、滝浪ゆかり、白石光隆、チェンバロを廣澤麻美の各氏に師事。現在ヴォーカルアンサンブル「歌譜喜」「八咫烏」メンバー。稲門グリークラブシニア会、Hill’s Road Chorusピアニスト。東京ユヴェントス・フィルハーモニー合唱団、オルフ祝祭合唱団、La calorosa aria、ちょうふアルモニア合唱団、Chor FLAT、ラブフロイデ、合唱団ピアチェーヴォレ、赤坂ベルクワイヤ指揮者。上野バロックソロイスツ代表。日本フォーレ協会会員。





KEK Concertは、機構外の一般の方々にも楽しんでいただけるよう、入場無料で公開しています。ご来場の際のご予約の必要はありません。
機構外からご参加の方は、必ず正門入口左のインフォメーションセンターにて外来者受付の上、コンサート会場までお越しください。

問合せ先:広報室 tel. 029-879-6047 fax. 029-879-6049