1986年東京芸術大学及び同大学院卒業生により結成。レパートリーはJ.S.バッハの「フーガの技法」に始まり、バルトーク、ペルトなど現代に至るまで60数曲にのぼり、そのすべてを暗譜で演奏する。定期公演として、97年ベートーヴェン後期全曲、98年モーツァルト『ハイドンセット』、99年バルトーク全曲、00年ショスタコーヴィチ主要5曲、02年よりトリトン・アーツ・ネットワーク及び第一生命ホールとの共催でベートーヴェン全曲、03年シューベルト主要7曲、04年モーツァルト『ハイドンセット』。96年ニューヨークの鬼才スティーヴ・ライヒと日本人として初めて「ディファレント・トレインズ」を共演(水戸芸術館主催)、99年ダンスカンパニー「ノマド〜s」との共演でギリシア公演(国際交流基金助成)、05年ドイツ公演(招聘元/バッハ・アルヒーフ・ライプツィヒ)、05・06年ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン(東京国際フォーラム)より招聘。日本室内楽振興財団、公益信託ルイ・グレーラー記念室内楽基金、芸術文化振興基金、花王芸術・科学財団、ローム・ミュージック・ファンデーションより助成を受ける。
これまでに、バルトーク第5番(Exelfon)、ベートーヴェン後期全4枚 (ewe records) 、 バッハ『フーガの技法』 (ewe records) 、シューベルト『死と乙女』(avex-CLASSICS) モーツァルト『ハイドンセット』全3枚(avex-CLASSICS) をリリース。97年度「村松賞」及び平成16年度文化庁芸術祭大賞受賞。古典四重奏団HP http://www.gregorio.jp/qc/
☆川原千真[第1ヴァイオリン]KAWAHARA Chima
東京芸術大学及び大学院修了。海野義雄、田中千香士、ガンバを平尾雅子に師事。読売新人演奏会出演。芸大オーケストラと共演。アンサンブル「音楽三昧」より5枚のCDをリリース、02年アメリカ公演(国際交流基金助成)。アンサンブル《BWV2001》メンバー。「バッハコンチェルティーノ大阪」参加。00,04年バロックヴァイオリンによるバッハ無伴奏全曲演奏会開催。
☆花崎淳生[第2ヴァイオリン]HANAZAKI Atsumi
東京芸術大学及び大学院修了。井上武雄、日高毅、J.W.ヤーンに師事。84年、北京・上海などで公演(中華人民共和国の招待)、85年カーネギーホールにて公演。86〜87年ドイツ・カールスルーエに留学。「エルデーディ弦楽四重奏団」メンバー、01,03年ドイツ公演、02年CDリリース(ハイドン/op.76より)。アンサンブル《BWV2001》メンバー。
☆三輪真樹[ヴィオラ]MIWA Maki
東京芸術大学卒。海野義雄、原田幸一郎、C.マッキントッシュに師事。87年ザルツブルク、92年ノルウェーのトロンハイムの各講習会に参加。バロックヴァイオリン奏者としても活躍。00,02年デュオ・リサイタル開催。「コレギウム・アルジェントゥム」、アンサンブル《BWV2001》メンバー。「バッハコンチェルティーノ大阪」参加。
☆田崎瑞博[チェロ]TASAKI Mizuhiro
東京芸術大学卒。桑田晶、山岡耕筰、兎束龍夫、外山滋に師事。「音楽三昧」ではヴィオラと編曲、「タブラトゥーラ」ではフィーデルとガンバ、アンサンブル《BWV2001》では企画・制作とバロック・チェロを担当、「バッハコンチェルティーノ大阪」参加。合計で20数枚のCDをリリース。北米・欧州・エジプト・インドなどで公演。