第25回 KEKコンサート

デュオ  麻里子&ディアンジェロ・シシリア

2008年1月25日(金)18時

高エネルギー加速器研究機構 研究本館1階レクチャーホール 入場無料


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演奏曲目 

J. S. バッハ  フランス組曲 第5番

N. パガニーニ  ソナタ・コンチェルタータ

S.ブリンドル  5つのスケッチ

休憩

H. ヴィラロボス  12の練習曲 より No.4, 1, 9

F. マイヤー  クリスタル フェルミン

M. ファリャ  組曲:スペインの名高い歌




◆ 出演者紹介 ◆

シシリア 麻里子

9歳よりヴァイオリンを始める。久保裕美子、越川陽子、齋藤寛子、蒲生克郷野各氏に師事。茨城大学教育学部音楽科卒業。卒業後、水戸バッハコレギウム団員、川又音楽教室、日立ジュニアオーケストラ講師を務める。1997年オーストリアに渡り、ヨーゼフ・マティアス・ハウアー音楽院にて、ゲルト・ライナー・シューベルトに師事。TUオーケストラのイタリア・オペラ・ツアーなどに参加。1999年、オランダへ渡る。ロッテルダム音楽院にて、ベンジオン・シャミールに師事し、室内楽演奏家コースを卒業、ディプロマ取得。ソロのマスタークラスをライナー・ホーネック、イリヤ・グリューベルトに、室内楽をドナルド・ヴァイラーシュタイン、ヨーゼフ・クロスニック、ダニエル・カルテット、パスカル・デヴォヨンに師事。ロッテルダム室内オーケストラ、プロムナード・オーケストラの団員として、ヨーロッパ各地で演奏する傍ら、室内楽の演奏活動を行う。ダニエル・ミュージック・デイズでのオランダ・ツアー、ハンガリー・ゼンプレーニ・フェスティバルでのソリストとしての参加、アメリカン・プロテスタント教会でのリサイタルなど、数多くのコンサートに出演。2007年、夫ディアンジェロと共に帰国。デュオ・シシリアでは、現代音楽を中心に幅広いレパートリーに挑んでいる。

ディアンジェロ シシリア (Diangelo Cicilia) 

オランダ領アンティール、キュラソーに生まれる。1984年にオランダに移住。ロッテルダム音楽院にてマルティン・カイに、王立音楽院、演奏家コースにてエノ・ヴォールホルストに師事。コンテンポラリー音楽特別賞を受賞し、首席で卒業。その後渡米し、ボストン・ニューイングランド音楽院にて、エリオット・フィスクに師事。在学中,ワイルドカード コンクールにて、コンテンポラリー・アンサンブル ”ソバージュ”で優勝。アメリカ各地でコンサートを開催。学生の頃よりコンテンポラリー音楽に強い興味を抱き、“ギター音楽における新しい可能性の開拓”をライフワークに、演奏活動を行っている。これまでに、数多くの作曲家により新しいギター音楽を献呈され、初演している。1997年には母国オランダ領アンティルの新国歌の初演を行う。ハウデアムス・フェスティバル、フラハテン・フェスティヴァルなど、数多くのフェスティヴァルに出演。オランダ、アメリカ、南アメリカなどでのリサイタル、ラジオ、テレビ出演も多数。2004年、長崎県平戸にて、国際文化交流企画,“12XHolland”に参加。各地でコンサート、ワークショップを開催。2005年、ドイツのシベレー・レコードより、"ニュー ダッチ ギターミュージック“発売。その技巧と音楽性の高さは世界各地で絶賛されている。2007年9月に来日、現在大阪学院大学研究員。琵琶奏者シルヴァン ギニャール氏のもとで、日本の現代音楽と伝統音楽についての研究を行っている。




KEK Concertは、機構外の一般の方々にも楽しんでいただけるよう、入場無料で公開しています。ただし席数に限りがございますので、入場ご希望の方は研究交流推進室・大須賀まで FAX (029-864-5195) か email (ohska@post.kek.jp) でお申し込み下さい。