以下の追加申請要項について、次のような変更があります。
テスト運用期間は、2006年9月11日までとなりました。 残りの期間が少なくなったことに従い、8月14日以降に 提出された申請については、追加時間を下記の配分時間の 半分とすることになりました。 申請の際にはご注意下さい。 なお、これは使用可能な時間の上限であり、この時間の使用 を保証するということを意味しません。
[7 Aug 2006]
テスト期間には、申請のあったグループには一律
A: 1 node job 500 hours B: 32 node job 300 hours 128 node job 300 hoursを割り当てています。
尚、q1s, qb32s はテスト用キュークラスであるため上記割り当て時間には含 まれません。
上記の時間を使い、ユーザはプログラムのチューニングを行い、 システムの性能を十分引き出すための努力を行うものとします。
チューニングに対して、次のような支援を行っています。
チューニングによって十分な性能改善を達したと判断されるグルー プは、以下の方針の下に、追加申請を行うことができます。
研究計画が以下の条件を満たしている場合、追加申請ができるもの とします。
この時、次のいずれかの追加申請を行うものとします。
システムAを必要とする、中規模のシミュレーション。
20%以上の性能を達成している必要があります。
ただし、アプリケーションによっては、十分な性能改善努力が なされていると判断されれば、20%以下の場合でも申請を採択 する場合があります。
尚、20%という達成目標の数値は、実際の状況によって適宜 変更の可能性があります。
追加時間については、
1 ノード 1500 h 4 ノード 400 hあるいは、
1 ノード 2500 hのいずれかとします。
ただしこれは使用可能な時間の上限であり、この時間の使用を 保証するということを意味しません。
システムBの大規模並列ジョブを必要とする、大規模並列計算。
追加時間については、
32 ノード 600 h 128 ノード 600 h 512 ノード 2000 h 1024 ノード 1000 hとします。
格子QCDの場合、10%以上のパフォーマンスが出ている必要があります。
その他のアプリケーションの場合は審査委員会によって検討します。
尚、10%という達成目標の数値は、実際の状況によって適宜 変更の可能性があります。
性能向上努力を継続するための申請。
性能向上の努力が認められるが未だ結果が十分で無い場合に申請、採択。
追加時間はデフォルトで与えられる時間と同一とします。
(a),(b) は平行して申請可能。
また、(a) と (c-B)、(b) と (c-A)も平行して申請可能。
(a),(b) が採択されない場合で、かつ性能向上のための計算時間の
残量が十分でない場合には、(c-A)あるいは(c-B)の条件を与える
こととします。
なお、格子QCDによる素粒子物理の超大規模シミュレーション (scqcd グループ) については、これまでの重点領域を踏襲し、 またプログラムの十分な準備状況を鑑みて、 追加時間はシステムA、B共に制限無しとしています。
実施計画書を提出すること。
これまでの実施計画書に準じて、次の事項を記載する必要があります。
複数回の申請が可能です。
二度目以降の追加申請では、それまでの研究成果及び、追加申請に
よって得られる効果について、初回の実施計画書に準じた形式の
実施計画書を提出のこと。
審査はその都度行います。
大型シミュレーション審査委員会で審査します。
プログラムの性能については、常時監視を行い、必要性能を下回る 計算を行っている割合が著しいグループについては、注意を喚起 した上、改善の努力が見られない場合には採択を取り消す場合が あります。
追加申請が採択された場合には、8月よりの本運用期間の平成18年 度大型シミュレーション研究の成果報告書に、テスト期間に行った 研究の成果を含める必要があります。 本運用期間に申請を行わない場合には、テスト運用期間終了後に 報告書を作成のこと。 尚、これらの報告書は、大型シミュレーション研究報告書に加え、 ウェブサイトで公開します。
以上
[6 Mar 2006]