量子の世界

加速器だから見える世界のひとつに「量子の世界」があるそうです。 加速器を使えば素粒子のような小さなものが見えて、私たちの常識とは違う奇妙なふるまいをするというのですが、一体どういうことなのか、文系の私が教授たちに尋ねてみますね。

え?「量子の世界=ミクロな世界」じゃないって本当なの?

見どころ

量子とは「量子力学」という20世紀にできた物理学で使われる言葉です。 量子力学は、一般には理工系の大学でしか学ばない奥の深い学問です。 難しいテーマですがKEKで扱う素粒子物理学や物質構造科学と深く関係しているので、易しい言葉で、その不思議な世界のほんの入口までご案内したいと思います。

教育動画「Quantum Kate」のアニメ「二重スリット実験」を見ながら、量子らしさとは何か、2人の研究者に語っていただきましょう。 波のようであり粒のようでもある、量子の変なところに慣れてしまっている研究者たちと、そうでない聞き手のギャップをお楽しみください。

Quantum Kate【第6話】二重スリット実験

出演者

磯暁素粒子原子核研究所 理論センター量子場計測システム国際拠点(QUP)
瀬戸秀紀物質構造科学研究所J-PARCセンター
鈴木優斗広報室