KEKをささえるコンピューター

今や私たちの生活に欠かせない存在となったウェブや、ビッグデータを扱う計算装置。 実はKEKの研究とこれらのサイバーテクノロジーには深い関係があります。 このコーナーでは、KEKで行われている研究を支えるコンピューターの話をします。

見どころ

世界中のウェブサイトがクモの巣のようにつながった WWW(World Wide Web) は、素粒子物理学の研究から生まれました。 日本で最初のウェブを発信したのが他ならぬKEKであり、それがちょうど30年前のこと。 その記念すべきウェブサーバーをご覧いただくとともに、担当した研究者の話を聞きます。

さらに、KEKで行われている研究では膨大なデータを扱います。 データはいま、ハードディスクやSSDに記録することが多いですが、かつては磁気テープが使われていました。 実はある理由から再び磁気テープが注目されておりKEKでも使っています。 ちょっと変わったテープの数々や最新型のテープライブラリーをご覧いただきます。

出演者

森田洋平沖縄科学技術大学院大学(OIST)
真鍋篤共通基盤研究施設計算科学センター