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展 示 等
【大強度陽子加速器(J-PARC)】
 
日本原子力研究所と協力して建設した大強度陽子加速器施設(J-PARC)では、世界最大強度の陽子ビームを用いて、中性子・ミュオン・反陽子・短寿命核・ニュートリノなどの多彩なビームを発生させ、原子核素粒子実験から物質科学、生命科学、宇宙科学にいたる幅広い分野での科学研究や、放射性廃棄物の処理方法として有望な加速器駆動型核変換の技術開発が繰り広げられています。21世紀の科学を開く意欲的な加速器計画として、国内はもとより、海外の研究機関からも大きな期待が寄せられています。  J-PARC
・ 中性子・ミュオン
 
この研究施設は、磁性体、超伝導体、高分子、蛋白質等の様々な物質の構造と性質・機能を、中性子を用いて原子・分子レベルで研究している中性子科学研究施設、ミュオンを用いて物質の微視的性質を調べたり、ミュオンと物質との相互作用に関する基礎物理を研究するミュオン科学研究施設から構成され、物理学、化学、生物学など幅広い分野の研究を行っています。 
中性子・ミュオンイメージ
中性子・ミュオン
・ T2Kニュートリノ振動実験
 
茨城県東海村にあるJ-PARCの50GeV陽子シンクロトロンによって大強度ニュートリノビームを作り、295km離れた岐阜県飛騨市神岡の地下1000メートルに位置する東京大学宇宙線研究所の5万トン水チェレンコフ検出器、スーパーカミオカンデに打ち込み、ニュートリノの謎を解明する実験です。 
T2Kニュートリノ振動実験

【短寿命核による科学研究(TRIAC)】
 
地上に存在する原子核は、300種位の安定ないし準安定な核種だけですが、宇宙空間に目を向けると、数千種に及ぶ未知な不安定(短寿命)核種が存在し、それらによる原子核反応や崩壊が宇宙の進化や元素合成等に重要な役割を果たしています。これらさまざまな短寿命核種の構造、崩壊の様子を解明したり、宇宙で進行中の元素合成過程を実験的に研究しています。その他にも、短寿命核の精密研究や、さまざまな物質の性質を、放射線をプローブとして研究することも行っています。
短寿命核ビーム実験施設
日本原子力研究所と共同で建設中の
短寿命核ビーム実験施設
 
【国際共同実験】
 
KEKでは、特色ある国際共同実験を全国の大学・研究機関と共に外国でも行っています。ヨーロッパではジュネーブの欧州合同原子核研究機関(CERN)、ハンブルグのドイツ電子シンクロトロン研究所(DESY)での加速器実験や、日米科学技術協力事業によるアメリカブルックヘブン国立研究所(BNL)、フェルミ国立加速器研究所(FNAL)、スタンフォード線形加速器センター(SLAC)の3研究所での加速器実験を活発に進めています。また加速器を使わない海外での人工衛星や気球観測実験なども行っています。
 
  • ヒッグス粒子の発見を目指すLHC計画とATLAS実験
  • 宇宙線反粒子の観測による初期宇宙の探究(BESS)
 
国際共同実験

【理論コーナー】
 
理論グループでは、物質の構造の解明や物質の間に働く力の統一的理解を目的として、理論的な研究を行っています。理論コーナーでは、これらの研究をパネルにしてその一端を紹介しています。

理論コーナー

【総研大コーナー】
KEKでは、総合研究大学院大学(総研大)と連携・協力し、「高エネルギー加速器科学研究科」として大学院教育を行っています。総研大の特色や各専攻の教育活動内容などをパネルやパンフレットを使って紹介します。
 
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proffice@kek.jp
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