日時: |
2004-11-25 10:00 - 12:00 |
場所: |
1号館談話室 |
会議名: |
誘導加速装置によるシンクロトロン陽子加速実証とCARE-HHHワークショップ参加報告 |
連絡先: |
佐藤 皓 hikaru.sato kek.jp |
講演者: |
鳥飼 幸太 |
講演言語: |
日本語 |
アブストラクト: |
この秋のPS運転において行われたスタディによって、誘導加速シンクロトロンの原理実証の第1段階である陽子バンチ加速実(500MeV-8GeV)が世界で初めて達成された。本実証試験の最終的な目標が達成されれば、長大なバンチ(スーパーバンチ)を加速しシンクロトロンのビーム強度増強、またハドロンコライ
ダーでのルミノシティ増強などの魅力的な展開が期待される。
ここでは、今年5月よりKEK-PSにインストールされた誘導加速装置全系の概
要、駆動信号の流れ、誘導加速装置の特徴、および加速実証のデータについて紹
介する。
また時期を同じくしてCERNのLHC(Large Hadron Collider)の時期アップグレー
ドを目的としたワークショップ"CARE-HHH"で提起された「加速器の課題」と「物
理実験装置の課題」、その課題を克服するために検討されている方策とスーパー
バンチ計画との関連についても紹介する。 |
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