アブストラクト: |
研究会のタイトルにある「呑舟(どんしゅう)」は、中国の故事
「呑舟の魚は枝流に游がず」(列子)に由来しています。研究会提案の主旨は、
発表者の照準を若手(20代から40代前半?)に合わせ、
1. 原子核・ハドロン物理学の全体を横断する
2. 原子核・ハドロン物理学の最前線を探り、関連分野も含めた今後の発展を
展望する
3. 次世代のリーダーを育てる
4. 同世代に横の人的つながりが出来ることを促進する
研究会を開くことです。
発表者には、研究の動機、位置づけ、到達点、展望などを熱く語っていただき、
各分野のアクティビティが増進するだけでなく、原子核・ハドロン物理全体で
の進歩が加速され、新しい大きな展開が誕生することを期待しています。われ
こそはと思う沢山の若い方の参加を期待します。
また、新鮮な感覚をもつ大学院生、鼓舞役(?)の老頭児など、発表者以外の方々
も多く参加され、議論が盛り上げることも大歓迎です。
研究会が発表者・聴衆を問わず若手の活動・相互理解を促進し、次世代のリー
ダーが現れる上で一つの大きな契機となることを期待しています。
世話人 滝川 昇(東北大)、浅川正之(阪大)、中務 孝(筑波大)、延与佳子(KEK) |