測定器開発室セミナー

日時: 2010-01-20 15:00 - 16:00
場所: 3号館425室
会議名: RHIC-PHENIX 実験のためのシリコンピクセル検出器
連絡先: 測定器開発室
講演者: 黒澤真城 氏  (理化学研究所放射線研究室)
URL: http://rd.kek.jp/seminar_01.html
アブストラクト: 現在、米国ブルックヘブン国立研究所にてPHENIX 検出器のアップグレードが行われようとしている。シリコンバーテックス検出器のインストールはアップグレード計画の1つである。  シリコンバーテックス検出器は4層の円筒構造を成し、内側2層に 50um(φ) x 425um(r) で構成されるシリコンピクセル検出器、外側2層に 80um(φ) x 1000um(r) ピッチの片面2次元読み出し可能なシリコンストリップ検出器を用いる。シリコンピクセル検出器では特に、高信号密度・低物質量読み出しバスの開発、および、高速読み出しを可能にする読み出しボードの開発を行ってきた。現在、シリコンピクセル検出器の量産が始まり、インストールに向けた準備を進めている。  本セミナーでは、シリコンピクセル検出器に焦点を当て、検出器の概要を説明し、組立状況と動作状況について報告する。

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