物構研談話会

日時: 2012-09-03 14:00 - 15:00
場所: 4号館2階輪講室1 東海1号館317
会議名: 物構研談話会(12-19)トライボロジーにおける固液界面研究の重要性
連絡先: 瀬戸秀紀
講演者: 平山 朋子 准教授  (同志社大学理工学部)
アブストラクト: 機械工学技術において、要素間の摩擦およびそれに伴う摩耗の発生に関する諸問題は極めて重要な課題であり、トライボロジー分野において多くの研究が進められている。
エンジンを始めとする摺動表面の多くは潤滑油中に晒されており、潤滑下でのトライボロジー現象を真に理解するに は、摺動場における固液界面の状態を正確に把握することが重要である。
本発表では、潤滑下における摩擦の三態(境界潤滑、混合潤滑、流体潤滑)とそのメカニズムを紹介するとともに、そのそれぞれの状態において低摩擦を実現するためのキー技術と考え方について概説する。

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