日時: |
2003-04-24 13:30 - 17:30 |
場所: |
高エネルギー加速器研究機構 KEK 2号館2階会議室 |
会議名: |
学術創成研究(誘導加速シンクロトロンの実証研究:スーパーバンチ加速と応用)開始に当たって |
連絡先: |
takayama post.kek.jp |
講演者: |
高山 健(KEK),堀岡 一彦(TIT),他(加速器第4研究系) (KEK 加速器) |
講演言語: |
日本語 |
アブストラクト: |
この研究の目的はKEKで4年前に発明された誘導加速シンクロトロンの概念をKEK12Ge
V-PSを使って実証する事です。この研究は研究費総額約5億円を掛けて今年度から5
カ年計画で実施致します。この50年来世界の全ての加速器が拠って立った高周波加
速に置き換わる新加速・閉じこめ方式(誘導加速シンクロトロン)の実証が期待され
ております。K2K実験やテストビーム供給の合間をぬって、機器(誘導加速装置)をP
Sトンネルにインストールし、段階的実験を計画しております。尚、この計画では既
存RF加速装置はそのまま温存しますので既存の運転モードに支障を来す事はありませ
ん。これも又、KEKからのオリジナルな提案ですが、誘導加速シンクロトロンの必然
的応用であるSuper-bunch Hadron Colliderは現在、LHCとRHICのルミノシテイーを大
幅に上げるアップグレード案としてCERNとBNLで検討が進んでいる事を付け加えてお
きます。
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