日時: |
2012-07-04 13:30 - 17:00 |
場所: |
KEKつくばキャンパス 東海一号館 一階116号室 |
会議名: |
J-PARCハドロンサロン(第六回) |
連絡先: |
土手昭伸/内線6091、dote post.kek.jp |
講演者: |
田村 裕和、中里 健一郎 (東北大学、東京理科大学) |
講演言語: |
日本語 |
URL: |
http://www-conf.kek.jp/hadron1/JPARC-hadsalon/ |
アブストラクト: |
1.講演者 田村 裕和 (東北大学)
演題 「ハイパー核や中性子過剰核から中性子星がどこまでわかるのか?」
概要:J-PARCやRIBF等で進められているストレンジネス核物理と中性子過剰核の研究が進展すると、中性子星内部の核物質についてかなりのことが分かると期待されている。では具体的に、どんな研究から何がわかるのだろうか。特にJ-PARCでのストレンジネス核物理を中心に、どんな実験を行い、どう理論と連携していけばよいのかを皆さんと議論しい。
2.講演者 中里 健一郎 (東京理科大学)
演題 「高密度核物質と高エネルギー天体現象」
概要:最近のめざましい観測面での進展により、天体現象から核物理を探る手がかりが得られつつある。たとえば2010年に発見された、太陽の2倍の質量をもつ中性子星により、高密度ハドロン物質の状態方程式に厳しい制限が与えられことになった。そこで本講演では、中性子星やブラックホール形成について、現在、そして今後の観測からどのような物理にどこまで迫れるか、いくつかの具体的なトピックスに触れつつ、考えていきたい。
|