日時: |
2005-10-17 15:00 - 17:00 |
場所: |
筑波大学自然学系D棟412号室 |
会議名: |
第8回つくば不安定核セミナー「離散化チャンネル結合法による8B分解反応の解析」 |
連絡先: |
6054 |
講演者: |
緒形 一介 氏 (九州大学大学院理学研究院、物理学部門) |
講演言語: |
日本語 |
アブストラクト: |
離散化チャネル結合法(the Continuum-Discretized Coupled-Channels method; CDCC) は、不安
定核の分解反応を非常に正確に記述することが出来る強力な反応模型である。本講演では、ここ数年
のCDCC の発展を紹介しつつ、不安定核8B の分解反応に対する解析結果を報告する。特に、従来
行われてきた重い標的核による“ クーロン分解”の解析で何が見落とされてきたか、また、これから
行われる軽い標的核を用いた“ 核力分解”で何が見えるかに焦点を絞り、反応機構を正確に記述する
ことの重要性を示す。 |
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