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このシンポジウムは本年4月11日に享年59歳でご逝去された 松井隆幸 氏の追悼シンポジウムです。松井氏はKEK 12 GeV PSの第一期実験であるπN実験で学位を取得され、渡米してSLACでLASS実験、Crystal Ball実験に参加された後、VENUS実験のため日本に戻れられました。VENUS実験以降、LC計画の立ち上げに奮闘されたことは皆様良くご存知のことと思います。このように松井氏の業績は、12 GeV PSによる日本の高エネルギー実験の本格的開始から将来計画のLCにまで及び、その業績を辿ることは日本の高エネルギー実験の流れを辿ることにもなります。シンポジウムではそのような観点から、松井氏が貢献された実験の内容とその成果を省みて、これからの物理を語る機会にしたいと考えております。 |
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