日時: |
2009-09-07 - 2009-09-09 |
場所: |
2号館 総研大講義室 |
会議名: |
クイバーゲージ理論と弦理論 |
連絡先: |
百武、hyaku AT post.kek.jp |
講演者: |
Prof. Yosuke Imamura (University of Tokyo) |
講演言語: |
日本語 |
アブストラクト: |
AdS/CFT を用いてゲージ理論と弦理論の関係を調べる上で、 まず最初に問題になるのは、与えられたゲージ理論に対して その双対である重力の背景は何か、あるいはその逆に、 与えられた重力の古典解に対応するゲージ理論は何かという 点である。一般にはこれは難しい問題であり完全な答えは 知られていないが、ある特定のクラスのゲージ理論や重力の 古典解に限れば、「ブレーンタイリング」を用いることで 簡単に対応を与えることができる。この講義では 4 次元 N=1 超対称ゲージ理論と 3 次元 N=2 Chern-Simons 理論に 対する AdS/CFT 対応について、ブレーンタイリングが どのように役立つかを説明する。 また、3次元 Chern-Simons 理論におけるモノポール演算子の AdS/CFT 対応における役割についても触れる。 |
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