アブストラクト: |
年になりPFでは、軟X線挿入光源ビームラインBL28およびBL16が、更新・整備されてきている。一方で、BL2Cは建設時から大きな改良を行っていない。BL2の挿入光源は固定方向の直線偏光のみであり、挿入光源の進歩からは取り残されつつある。それでも、BL2Cにおける研究の需要は、いまだに増え続けているのが現状である。本研究会の目的は、BL2Cにおけるアクティビティを維持・発展しつつ、世界と伍していける新たな研究手法を探る事にある。既存のBL2Cユーザーを中心に現状と問題点を確認し、整備の方針を検討するとともに、積極的に潜在的なユーザーの意見を求め、新たな展開を図っていく。 |