放射光セミナー

日時: 2005-03-04 10:00 - 11:30
場所: PF研究棟2階会議室
会議名: 放射光セミナー「SLS・SPring-8におけるピクセル検出器開発の現状」
講演者: 豊川 秀訓氏  ((財)高輝度光科学研究センター ビームライン・技術部門 検出器チーム)
講演言語: 日本語
URL: http://pfwww.kek.jp/pf-seminar/
アブストラクト: 高輝度光科学研究センター(JASRI)はSLS(Swiss Light Source)/PSIと共同で ピクセル検出器の開発を行っている。2001年からSLS06読みだしチップ (44X78pixels,217umX217um)を用いてのsingle module detector (8X2chips,366X157pixels)の製作が始まり、S2003年には3X6モジュールを 組み合わせた約1Mピクセルの大型検出器が完成した。 SLS06チップでは5%程度の動作不良があったが、2004年12月にSLS-IIチップ (60X97pixels,172umX172um)の 第1バッチが届き設計通りに動作している事が確認された。 2005年はSLS-IIチップを用いて実機の製作を行う予定である。 セミナーでは、ピクセル検出器の動作原理の解説と及びSPring-8 BL44B2, BL46XUでのテスト実験の結果を紹介する。

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