日時: |
2008-04-25 14:00 - 16:00 |
場所: |
筑波大学応用加速器部門3階大会議室 |
会議名: |
第20回つくば不安定核セミナー「新しい低速RIビーム生成法と精密レーザー」 |
連絡先: |
ozawa tac.tsukuba.ac.jp |
講演者: |
和田 道治 (理化学研究所原子核物理研究室) |
講演言語: |
日本語 |
アブストラクト: |
低速RI ビームは、精密原子分光による原子核の静的特性(質量、半径、モーメント等)の測定に適しており、CERN-ISOLDE に代表されるオンライン同位体分離器(ISOL) 施設で大きな成果があげられてきた。ところが従来のISOL 施設では元素の化学的特性の制限により、限られた原子核しか得られなかった。この制限を打破する、あらゆる元素の低速RI ビームを提供する新しい施設(SLOWRI)の開発が、理研の加速器施設で進められている。 セミナーでは、この1)SLOWRI の技術的な開発の経緯と状況および将来の発展計画と、2)プロトタイプSLOWRI で行われているBe 同位体の精密レーザー分光、とりわけ最近成功した7Be+ イオンの超微細構造の精密測定について講演する。 |
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