日時: |
2008-11-19 13:30 - 15:30 |
場所: |
JAEA, 研究1棟第5会議室 |
会議名: |
第13回TRIACセミナー「原子核のスピンアイソスピン応答とニュートリノ原子核反応」 |
連絡先: |
hiroari.miyatake kek.jp |
講演者: |
鈴木俊夫 (日本大学) |
講演言語: |
日本語 |
アブストラクト: |
最近、我々はp殻核において、磁気モーメント、ガモフ・テラー遷移等のスピンモードをより良く記述できる殻模型ハミルトニアンの開発に成功した。また、pf殻核においても、Ni, Fe, Cr 領域核のM1遷移、ガモフ・テラー遷移を従来より精度良く再現できる新しいハミルトニアンが、本間等により開発された。これらの核構造研究の著しい進展の成果を軽核(α、p殻核)および Ni, Fe 核からのニュートリノ-原子核反応に適用し、その反応断面積の再評価を行った。原子核のスピン・アイソスピン応答研究の最近の発展・成果を示すとともに、ニュートリノ過程の寄与の再評価とニュートリノ振動の効果が、超新星爆発時における元素合成に与える影響について議論する。 |
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