日時: |
2010-02-23 11:00 - 12:00 |
場所: |
4号館345室 |
会議名: |
Instanton Calculus in Deformed N=4 Super Yang-Mills Theories |
連絡先: |
百武、hyaku AT post.kek.jp |
講演者: |
Dr. Takuya Saka (Tokyo Institute of Technology) |
講演言語: |
日本語 |
アブストラクト: |
私たちはIIB型弦理論におけるD3-brane上のN=4 super Yang-Mills理論に対するインスタントン有効作用へのRR 3-form背景場の効果を調べた。弦理論を用いた場の理論の変形を計算を通じて場の理論における非摂動的な計算を行う研究は近年活発に行われており、特にD3-brane上にN=2 super Yang-Mills理論が現れる系を考たときのインスタントン有効作用へのRR 3-form背景場の効果は、場の理論におけるオメガ変形に対応している事がわかっており、インスタントン分配関数の導出に深く関わっている。私たちは、この対応関係をN=4の場合についても計算し、N=2のときと同じ対応関係を得ることが出来た。これは、N=4 super Yang-Mills理論におけるインスタントン分配関数を求める上で重要な結論であると考えられる。 |