理論セミナー

日時: 2011-10-24 16:00 - 17:00
場所: 研究本館 3階 セミナー室322
会議名: 時間対称化された量子力学の解釈
連絡先: 佐々木 寿彦、tsasaki-AT-post.kek.jp
講演者: 森田 邦久 氏  (早稲田大学高等研究所)
講演言語: 日本語
URL: http://research.kek.jp/group/www-theory/schedule.html
アブストラクト: 量子力学の解釈問題において,状態の収縮を認めるか否かは重要な争点のひとつである.また,状態の収縮を認めない場合,では,物理量が測定前は明確な値をもたない物理量をもたないのに,どのようにして,測定後は明確な値をもつようになるのか,ということに答えることができなければならない.そのひとつの回答として,アハラノフらの時間対称化された量子力学(二状態ベクトル形式)をベースにした時間対称化された解釈について議論する.

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