Theory Seminar

DATE: 2006-12-12 11:00 - 12:00
PLACE: Kenkyu Honkan 2F RM 220
TITLE: D6 Family Symmetry and Cold Dark Matter at LHC
CONTACT: tsuda
SPEAKER: Hiroshi Okada  (Kanazawa Univ.)
LANGUAGE: Japanese
ABSTRACT: ニュートリノ質量は他の三セクターと比べて非常に小さいということが知られている。 そのことを説明する最も有名なモデルにカノニカルシーソーがある。 しかしこのモデルは実験で測定できる領域を遥かに超えた粒子を導入させねばならない。 一方Zee-modelに代表されるように、真空期待値を持たないヒッグスを導入させて ニュートリノ質量をループ効果でだそうという試みもある。 このモデルはあまり重い粒子を必要とせず、ダークマター候補にもなりうる。 今回我々は後者を元に作られたMa氏によって提案されたモデルMa-model(hep-ph/0601225) に注目し、そこに新たにフレーバー対称性を導入した。 それにより予言力のあるニュートリノセクターを構成でき、 又特有のシグナルが出る為LHCの実験で検証可能なモデルとなっている。 ここではどのような予言ができるのかといった事はもちろん、 ダークマターの解析などから、このモデル特有のシグナルが どう出るのかといった事を紹介したい。

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