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─ KEK PR Now ──────────── vol.4 no.6 ─ 2006年6月号
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  KEKの広報の「今」をお伝えする職員・共同利用者向けメールマガジンです。

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■広報室より
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◆総研大サイエンスカフェ
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科学者と市民が気軽に語り合う場としてのサイエンスカフェが全国各地で開かれて
います。湘南国際村フェスティバル2006の一環として総合研究大学院大学本部でも
5月3日にサイエンスカフェ「池内了さんと科学を語ろう」と観望会「夕焼けの富士
山と月と土星を愛でよう」を開催し、50名ほどの参加がありました。 KEKからは
高エネルギー加速器科学研究科素粒子原子核専攻の泉田賢一さんが参加され、
「素粒子実験で探る?!宇宙の反物質の行方」というタイトルで活発な議論が展開さ
れていました。

今後、KEK広報室でも総研大の「科学コミュニケータ養成研究」プロジェクトの一環
として、つくば市内や東京都内などでの「肩のこらない」気軽な議論の場を設けて
いきたいと考えています。皆さまのご協力をお願いします。

・関連URL
http://www.soken.ac.jp/festival2006.html

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◆セミナー「Fermilabの危機管理」
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2005年11月、米国フェルミ国立加速器研究所(Fermilab)の敷地境界で基準値を超
えるトリチウムが観測されました。このトリチウム漏洩に際して、トリチウム源の
追跡調査と近隣住民への連絡体制など、Fermilabが実施した緊急対応の状況につい
て、Fermilab広報部長のJudith Jackson氏によるセミナーを5月31日にKEKつくば
キャンパスで、6月1日に東海キャンパスで開催しました。講演資料など詳しくは
広報室までお問い合わせください。

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◆広報担当者会合「InterAction」を開催
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世界の高エネルギー加速器研究機関の広報担当者の会合を5月29〜31日にKEKで開催
しました。国際リニアコライダー計画(ILC)の今後の広報のあり方や、LHC計画に
おけるプレスリリースの練習(Dry Run)についての提案など、活発な議論が展開さ
れました。

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■News@KEK(5月)掲載記事  http://www.kek.jp/newskek/
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 5月11日 アジアの加速器〜アジア地域将来加速器委員会の活動〜
     http://www.kek.jp/newskek/2006/mayjun/ACFA.html
 5月18日 毎秒3兆回の変身 〜CDF実験が観測したBs中間子の粒子・反粒子振動〜
     http://www.kek.jp/newskek/2006/mayjun/CDFBs.html
 5月25日実験装置をリサイクル 〜再利用が進むK2K実験〜
     http://www.kek.jp/newskek/2006/mayjun/neutrinobeam.html
 
  ・機構の研究活動等を広く社会に伝えるためにKEKのトップページから毎週木
   曜日News@KEKと題した情報発信をしております。
   皆様からのご意見やご提案などございましたら広報室までお寄せください。
  ・アンケート集計: http://proffice.kek.jp/question/ (kek.jp only)

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■トピックス(5月)掲載  http://www.kek.jp/ja/news/topics/
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 5月 5日日本・イタリア科学技術講演会を開催
     http://www.kek.jp/ja/news/topics/2006/INFN.html

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■フォトギャラリー (kek.jp only)      http://proffice.kek.jp/gallery/
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◇J-PARCフォーリンプレスセンター視察
 http://proffice.kek.jp/gallery/2006/060516J-PARC/index.html
◇PSシンポジウム
 http://proffice.kek.jp/gallery/2006/pssymposium060519/index.html
◇symmetry編集長神岡訪問
 http://proffice.kek.jp/gallery/2006/kamioka060527/index.html

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■関連記事一覧 2006.5.1〜5.31
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[新聞記事]
5. 1 日刊工業新聞 FFAGシンクロトロン 100ヘルツ運転に成功(14面4段)
5. 2 東京新聞 「Bラボ」参加の高校生ら 珍しい粒子を発見 (23面5段)
5.18 日本経済新聞(夕刊) 「科学離れ」食い止めろ 第一線の研究者、
               広報活動に奮闘 (9面5段)
5.22 産経新聞 「粒子反粒子振動」観測に初めて成功 (9面2段)
5.26 日刊工業新聞 誘導加速シンクロトロン開発へ
              高エネ機構が原理実証 (35面5段)
5.26 日刊工業新聞 擬1次元金属 電子状態を直接観察
高エネ機構など 新素材に応用へ (35面4段)
5.26 日経産業新聞 「擬一次元金属」の構造
             高エネ研など解明 放射光施設組み合わせ (9面6段)
5.29 日本経済新聞 新型加速器の技術を確立
             ビームの強度向上 高エネ研 (19面4段)
[雑誌記事]
5 saai isara(NEC) 社会科見学レポート 高エネルギー加速器研究機構 (P.20)

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■プレス対応等 2006.5.1 〜5.31
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[プレスリリース]
5.25 放射光の特性を活かし擬一次元金属の電子状態を直接観測
   http://www.kek.jp/ja/news/press/2006/MMX.html
5.25 誘導加速シンクロトロンの原理実証に成功
http://www.kek.jp/ja/news/press/2006/yudokasoku.html

[取材等]
5.16,18 「出没!アド街ック天国」(テレビ東京)

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■見学・視察 2006.5.1〜5.31
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5. 2 筑波大学附属高校(41名) 展示ホール, Belle,PF     広報室
5. 2 文部科学省研究振興局学術機関課(1名)
            J-PARC, Belle, ATF, PF, 展示ホール  企画調査係
5. 9 大日本印刷(15名)     展示ホール, Belle, PF      広報室
5.10 INFN/イタリア大使館(3名)
             AR東棟, 工作棟, STF, K2K, J-PARC 国際企画課
5.17 中部ふれあいセンター管理運営委員会(18名)
                  展示ホール, Belle, PF      広報室
5.19 福島県小野町立小野中学校(41名)展示ホール,Belle   広報室
5.22 文部科学省研究振興局環境法令・制度準備室(2名)
                展示ホール, PF, Belle, J-PARC  企画調査係
5.22 成蹊大学理工学部(10名) 展示ホール, Belle, K2K, ATF 広報室
5.24 愛知県安城市立安城北中学校(65名)
                    展示ホール, Belle, PF     広報室
5.25 千葉県立長生高校(41名) 展示ホール, Belle, PF    広報室
5.30 大阪市立東高校(19名)  展示ホール, Belle, PF     広報室
5.31 InterActions(9名)      Belle, K2K, ATF, AR東棟   広報室

5月の「KEKコミュニケーションプラザ」
 来場者は300名(団体253名、一般47名)
来訪者統計: http://proffice.kek.jp/plaza/ (kek.jp only)

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■カレンダー 2006.6.1 〜
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2.1-7.20 2006漫遊空間いばらきスタンプラリー    県商工労働部観光物産課
6.4 日本科学未来館イベント「展示の前で研究者に会おう!」
    KEKから飯田直子氏、幅淳二氏が研究内容を紹介
6.18 公開講演会「KEKが切り拓く知の地平」    高エネルギー加速器研究機構

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■編集後記
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研究所が発行するプレスリリースが研究と社会とを結びつける一つの窓口であると
するならば、もう一つの窓口は研究者自身が自らの言葉で市民に語りかける研究の
熱意であると感じます。日本でもサイエンスカフェの試みが全国各地で盛んになっ
てきました。高エネルギー物理の分野でも市民と積極的に交流したいという熱い
思いを持った若い世代が台頭しはじめていて、勇気づけられます。6月4日には日本
科学未来館の常設展示の前でKEKBとBelleの研究者が来訪者との対話に参加します。
休日の活動ということで、参加される方にとっては大変なのですが、楽しみです
ね。

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※ KEK-PR-NOW バックナンバー    http://www.kek.jp/pr-now/backnumber.html
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※ 本メールマガジンはKEK職員と共同利用者を対象としていますが、どなたでも登録
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編集長:森田洋平 発行:大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構 広報室
〒305-0801 茨城県つくば市大穂1-1  tel. 029-879-6047 / fax 029-879-6049
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