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素粒子現象論

現代の素粒子物理学は、クォーク、レプトンを物質の基本粒子とし、強い力、弱い力、電磁力の自然界の三つの基本的な力をゲージ理論という枠組みで記述する素粒子の標準模型をもとにして理解されています。しかし、そのなかでも素粒子の質量生成の背後にあるダイナミックスは 未知の領域です。また、力は統一されるか、暗黒物質の正体は何か、宇宙初期にどのようにして反粒子が消え物質優勢宇宙が生じたかなどの問題を解決するには標準模型を超える物理が必要です。その解明を目指してLHCをはじめとする加速器実験や宇宙観測実験が行われています。素粒子現象論グループでは、標準模型を超える物理模型としてどのようなものが考えられるか、そして現行および将来の実験や観測でどのように検証できるかについて研究を進めています。

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