女性研究者支援

  ・教育研究職員(教員・博士・その他研究員)
  ・技術職員(教員・研究支援系技術職員)

事務職員

財務部主計課決算室

 私が所属する決算室は、決算や内部監査を担当する部署です。予算の使い道を明らかにし、適正に執行されたかチェックを行います。業務の実施にあたっては、長年携わってきた、契約業務に関する知識を活用しています。契約とは、教員・技術職員から依頼を受け、業者を選定し発注することです。私は完全に文系で、物理学の知識は皆無でしたが、数々の契約をこなしていくうちに、KEKの研究内容について、ある程度わかるようになりました。
 採用当初を振り返ると、KEKを志望した一番の理由は、採用担当の事務職員がとても親切だったことです。勿論、最先端の研究を支えたい気持ちもありましたが、「私もこの人たちと一緒に働きたい」と強く思ったのです。二つ目の理由は、結婚・出産後も働ける職場であることです。これまで、子の看護のための特別休暇、保育のための特別休暇などを利用してきました。また、自分のペースで働けることも、育児との両立の大きな助けになっています。
 事務職員は、研究を支える裏方であると同時に、KEKを訪れる方々が、初めて接する相手です。KEKの「顔」として恥ずかしくない行動を、常に心がけています。
 皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。(H27.1)

総務部 人事労務課

 私の所属する総務部人事労務課は、新規職員の採用手続きや給与諸手当の計算、勤務時間の管理から出張手続き、人事評価や職員の研修など、文字通り人に関する様々な業務を行っている部署です。業務をする上では、規則を確認しながら行う作業が多いので、最初は大量の文書を読み解くのに苦労したり、英語が不得意なのに外国人の採用手続きを担当することになって不安もありましたが、いずれも採用前に法律や英語の知識は必須ではありません(あればもちろん有用です)。業務に必要な研修も実施されていますので、意欲があれば採用後からでも充分に必要な知識を身につけることができます。  また事務職員は女性も多く、育児をしながらきちんと仕事もこなしてこられた先輩方のおかげで、子どもをもつ職員への理解が深い職場となっています。私自身も2児の母ですが、子どもの急な体調不良や学校行事などで休暇を取ることがあっても、上司や同僚のサポートのおかげで無理なく仕事が続けられています。その分、他の人が困っているときは積極的にサポートできるよう心がけています。
 KEKは大所帯ではないため、コミュニケーションが取りやすく、些細なことも周りに相談しやすい環境です。KEKには結婚、出産後も仕事を続ける女性職員は多いですし、仕事を「続けやすい」職場だと思いますので、仕事を長く続けたい女性にはお勧めしたい職場です。(H27.1)

総務部 総務課

 私は現在総務課で、KEKの法規の管理や、訴訟関係の渉外などを担当しています。今までフィクションの世界でしかお目にかかることのなかった弁護士の方と関わる機会もあり、専門用語にうろたえつつも、知らない世界を学ぶ楽しさを味わっています。
 KEKの管理局には、総務、研究協力、財務など様々な部門があり、事務職員は異動を経て、多様な経験を積んでいきます。専門分野を究めるのが研究系職員の目標であるのと対照的に、課題に対して幅広い経験をもとに総合的なアプローチができるようになることが「事務屋の道」ともいえるかもしれません。前の業務で培った知識が期せずして今の仕事に役立つ場面は必ずあり、日々の仕事は全て勉強だと感じています。
 女性が働き続ける場合、家庭との両立が大変な時期があったりもします。KEKには男女ともに良き家庭人がたくさんいます。我が家は子供たちがまだ幼く、急に看護休暇を取るような時もありますが、手厚い福利制度と、なにより周囲の方の理解に助けられています。
 KEKでは若い職員のための内外での研修制度も充実しています。私もこれまで文部科学省や米国の大学での事務研修を通じて、スタンダードが大きく異なる環境で自らの仕事への取り組み方を顧みる良い経験をさせて頂きました。
 やる気があれば、男女の別なく仕事にチャレンジしていける環境がKEKにはあります。好奇心旺盛な方、ぜひ一緒に働きましょう!(H27.1)

 

 

 

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