加速器を構成する機器
以上ごく大雑把に加速器トンネルの中の様子を紹介したが、加速器は様々の部分から成り立っている。これらをビームに近いもの、遠いものと言う分類で示してみると次のようになる:
- ビームのすぐ近くでこれ取り囲むもの
- 真空パイプ
- 電磁石
- 加速空洞
- 様々なビームモニター装置
- フィードバックキッカー
- ビームから遠いもの
どの装置もそれぞれ様々な種類があり、これら膨大な機器の複雑な構成体として加速器ができている。
加速器の運転
以上の説明からわかるように、加速器は非常に複雑な機械であり、それを運転するには、多くの遠隔操縦装置が機能しており、また多くのソフトウェアが稼動している。これらを統括制御するため、中央制御室がある。その制御室の中を下の図に示す。