津山高専を訪問し、活動見学と説明会を実施しました。 津山高専では全系横断演習Ⅰのテーマのひとつとして静電型加速器の制作が進められています。
最初に、静電加速器製作に取り組んでいる学生3名から 加速器製作にむけた電場計算の検討と回路設計について発表してもらいました。 数キロボルトの電圧をいくつかの電極に印加して電子を加速させるために、 電極配置の最適化と回路設計に取り組んでいます。
その後、本科学生約30名を対象に、加速器の仕組みとその応用についてKEK大谷が講演しました。 講演の後は「津山高専で製作した加速器で何ができるか?」など、さまざまな質問が飛び交いました。
また、アンケートには「素粒子の発見史やヒッグス場について知りたい」など、 素粒子研究に対する興味を示す回答も多数寄せられました。