加速器は基礎科学から応用にいたる様々な分野の研究基盤として利用されています。
近年は産業・医療といった広い分野への応用もますます増加しています。
一方で、加速器施設を担う研究者の高齢化などの問題が顕著になってきており、後継者や、加速器科学の将来を担う優秀な技術・研究者の育成・発掘が喫緊の課題となっています。
本プロジェクトは実際に加速器に触れて遊べるアウトリーチ活動を樹立するスタートアップとして、総研大生や高専生と一緒に小型加速器を自作します。
最先端の加速器科学
全国の高専生
加速器を使った最先端研究を行うKEKや理研のメンバーと総研大の大学院生を中心に、学校教育と相補的な実際の物づくりによる教育の土壌を作ることを目指します。
本プロジェクトの活動は、全国の高専に展開する予定です。
各方面の加速器施設との連携を強化し、小型加速器製作に加えて、これら加速器施設の見学や実習を組み合わせることで、
高専生に魅力的な活動の場を提供したいと考えています。
また、学校で作成した加速器はKEKや理研の一般公開などで展示や報告する機会を準備します。
最終的には高専ロボコンに匹敵する加速器コンテストの開催も目指しています。