2025年2月20日(木)に、高エネルギー加速器研究機構(KEK)で、 加速器製作に取り組む高専生同士の交流を目的とした交流会を開催しました。 小山高専(栃木県)、群馬高専(群馬県)、長野高専(長野県)、豊田高専(愛知県)、沖縄高専(沖縄県)から計27名の高専生が集まり、 それぞれのグループの活動状況を共有したり、 KEKの施設見学を楽しんだりしました。
交流会では、 KEK加速器施設長の小関忠さんによる講演に続き、 各高専の学生たちが自らの活動について報告を行いました。
長野高専、豊田高専、小山高専からは、 実際に製作した加速器について、工夫した点や苦労した点などが紹介されました。 一方、2024年度から活動の検討を開始している群馬高専、沖縄高専からは、今後の加速器製作に向けた準備状況や展望についての報告がありました。
また、 KEK教育加速器(KETA)、 加速器実験の装置製作などを担う機械工学センター、 国際リニアコライダー(ILC)計画に関連する空洞製造技術開発施設(CFF)、のKEKにある3つの施設の見学会も実施しました。
学生たちは、研究施設の最前線に触れながら、互いの活動や技術について意見を交わし、有意義な時間を過ごしました。